兵庫県神戸市灘区でアスリートのコンディション管理・競技力アップを支えるトレーニングスタジオ「ウイニングボール」

「プロの世界で戦い続けるための身体づくり」横浜DeNA ベイスターズ萬谷 康平投手

野良猫の動きもヒントに!? 松尾代表とのトレーニング談義。

— ウイニングボールの松尾代表はどんな人ですか?

萬谷 そうですね、とにかく元気いっぱいな人です。初めてお会いしたときから、その印象が強いです。

— トレーニング中はどんな話をされるのですか?

萬谷 一流選手のプレーを参考にしながら、理想的な身体の使い方を説明してもらったりするのですが、時にはその参考材料が動物になったりもします。

— 動物、ですか

萬谷 はい。たとえば野良猫の動きなんかも研究されています。猫が走り出す瞬間の身体の動きをマネしようとしたり・・・一瞬のうちに爆発的なパワーを生み出すための動きというのは、実はパワーライン理論とマッチしている部分があるんですよ。

— なるほど。

萬谷 そういった着眼点が自分にはなかったので、話しているとおもしろいですね。自分にも新しい発見がありますし、探究心を刺激される気がします。

— では、パワーラインの魅力をひとことで現していただけますでしょうか

萬谷 うーん・・・「子どもみたいになれる」ということかな。小さい頃って、初めて何かができたらすごくうれしかったじゃないですか。できなかったことができるようになる喜びだとか、興味のあることにのめりこんでいく楽しさ。あの感覚を味わえるんです。トレーニングを重ねていくことで「こんな風に動ける身体になりたい」という理想に一歩近づくことができる。すると、また次の新たな目標が見えてくる。それを繰り返すことでレベルアップしていけると思っています。

— 2年目の今季はさらに成長した萬谷投手の姿が見られそうですね。目標を聞かせて下さい。

萬谷 まずは40試合登板を目指していきます。そのためにもケガは絶対しないよう気を付けたいです。あとは、より重要な場面を任される投手になりたいですね。

— ご活躍を期待しています。ありがとうございました!

萬谷 康平

萬谷 康平
1987年(昭62)8月28日、大阪府生まれ。阪南大高—阪南大を経て、社会人のシティライト岡山とミキハウスREDSでプレー。2013年の育成ドラフト2位で横浜DeNAベイスターズに入団。2014年4月に支配下登録された。1メートル85、78キロ。右投げ左打ち。