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「プロを目指して、今の自分にできること」立命館大学4年硬式野球部桜井俊貴投手

自慢のスタミナで、チームを大学日本一。

— 大学ラストイヤーのシーズンが始まります。意気込みを聞かせてください。

桜井 リーグ戦の春秋連覇と、明治神宮大会で優勝して大学日本一になることです。そのためにチームに貢献していきたいと思っています。

— 明治神宮大会は昨春に初めて出場されました。全国大会の舞台を経験することで得られた収穫はありましたか?

桜井 はい、明治神宮大会に出場してくるチームは打線も強力で、少しでも気を抜くとやられてしまうので、一球ずつ集中して大切に投げることの大事さを学びました。

— 昨春のシーズンは、リーグ戦でもフル回転の活躍でした(※11試合に登板し6勝0敗、関学大戦で延長15回、198球完投勝利も記録)。疲れを感じたりはしないのですか?

桜井 昔から疲れには強いタイプですね。高校時代の走り込みの成果もあるのかもしれません。ただ、ウイニングボールでレッスンを受けるようになって、余計な力を入れない理想的なフォームで投げられるようになったおかげで、ますます疲れを感じなくなりました。

— その活躍が評価されたこともあり、秋にはU-21の日本代表にも選出されました。

桜井 周りがプロの選手ばかりだったので最初は緊張しましたね。でも、プロとしての心構えや身体のケア方法を聞くなど、勉強になることも多かったです。特に、豊田清コーチからの「プロに入るだけじゃなく、一軍で活躍できないと意味がないぞ!」という激励の言葉が心に響きました。