兵庫県神戸市灘区でアスリートのコンディション管理・競技力アップを支えるトレーニングスタジオ「ウイニングボール」

コラム006 鈴木翔太選手|パワーライントレーニングで「勝てる身体」をつくるウイニングボール

2013年のドラフト会議で、中日ドラゴンズから1位指名を受け入団した鈴木翔太選手。プロ入り後は故障もあり結果を残せないシーズンが続きましたが、4年目となる17年にプロ初勝利を含む5勝を挙げ、ついに大器の片鱗を示しました。その背景には、オフシーズンから松尾代表と二人三脚で取り組んだトレーニングがありました。「松尾さんには感謝しかない」と話すその胸の内、この先プロの厳しい世界で生き残るための心構えなど、この1年で大きく成長した鈴木選手の言葉をぜひお聞きください。聞き手:株式会社フォグランプ 橋本祐介

「今年ダメなら終わり」。強い覚悟を持って臨んだシーズン。

— トレーニング終了直後でお疲れのところ、インタビューにご協力いただきありがとうございます。本日はよろしくお願いします。(インタビューは2017年12月24日に行いました)

鈴木選手(以下鈴木) はい、よろしくお願いします!

— このシーズンオフも松尾さんのトレーニングを受けておられるとお聞きしました。

鈴木 そうですね、神戸では年末に2日間トレーニングさせてもらって、年明けからは今年もオーストラリアへ渡る予定です。滞在期間は10日ほどになるかと思います。

— 2017年のシーズンは鈴木選手にとって飛躍のきっかけとなる大きな1年になったかと思いますが、改めてご自身で振り返っていただけますでしょうか。

鈴木 はい。まず、気持ちの面では「絶対やってやる」という強い気持ちがありました。それまでの3年間で1勝もできていませんでしたし、「今年ダメだったらもう終わり」という覚悟を持ってやろうと思っていました。
春のキャンプからアピールが必要な立場だったので、そのためにシーズンオフの過ごし方から見つめ直しました。それで、松尾さんにオーストラリアでの自主トレをお願いして、いい状態でキャンプに入ることができた結果、一軍に残り続けられたと思っています。開幕一軍には残れませんでしたが、その後すぐに一軍に昇格できたので、まずまずいいスタートを切ることができました。
プロ初勝利もうれしかったですが、一軍で投げられる楽しさを久々に味わえたというのも自分の中では大きかったですね。その積み重ねで5勝できたというのは来年にもつながると思います。その一方で、新たに見つかった課題もありますし、このオフの間にそれを克服したいと考えています。

— 一軍のレベルの高い相手と対戦することが、今まで以上に大きな経験にもなったのではないでしょうか

鈴木 そうですね。今までも何試合か一軍で投げてはいましたが、先発ローテーションに入るのは初めてだったので、同じ打者と繰り返し対戦することで学んだこともありました。改めて一軍の打者のレベルの高さは肌で感じましたし、その中で抑えていくために何が必要なのかを考えさせられました。

— そんな1年を経て、このシーズンオフにはどのようなことに取り組まれているのでしょうか?

鈴木 このオフはピッチングフォームを固めることに重点を置いています。シーズン中はなかなか取り組めることではないので。松尾さんからは、「トレーニングを受けながら、必要な部分を自分の理想のフォームに当てはめていくように」と指導されているので、それを心がけています。
松尾さんにはシーズン中から遠征先にも来ていただいて、定期的にコンディションを見てもらっていました。そんな支えがあったから、ほぼ1年間一軍で野球ができたと思っていますし、本当に感謝しかありません。あとは一軍の試合で勝ち続けることが恩返しになると思っています。