— U-21日本代表で、先にプロで活躍している同世代の選手に交じって試合や練習をする中で、「ここは今すぐにでもプロで通用する」と感じた部分はありましたか?
桜井 コントロールは通用するなと感じました。もともと自信はあるんです。
— では、逆に課題や磨きをかけていきたいところはありますか?
桜井 ストレートに磨きをかけたいですね。ストレートで空振りを取れるようになれば球数も減らせますし、変化球も生きてくるので。
そのために今は食事の回数や量を増やして、身体を大きくするよう取り組んでいます。また、体重を増やすだけでは効果はないと思うので、松尾さんにアドバイスをもらいながらレベルアップしていきたいですね。
— 桜井投手のように、学生の間からトレーナーの指導を受けることで大きく才能が花開く選手もいると思います。改めて、ウイニングボールのいいところを一言で表現するとしたら?
桜井 「身体の状態が悪くなっても、一瞬で元に戻してくれるところ」ですね。先ほども話しましたけれど、何か変だなと感じても自分でそれを修正するのは難しいことだと思うんです。でも、松尾さんのトレーニングを受けるとすぐに状態が戻りますし、次の試合でのパフォーマンスに直結します。結果が早く出るから、トレーニングを頑張るモチベーションも上がります。
— 今シーズンのご活躍を願っております。本日はありがとうございました!