— ウイニングボールの松尾代表はどんな人ですか?
萬谷 そうですね、とにかく元気いっぱいな人です。初めてお会いしたときから、その印象が強いです。
— トレーニング中はどんな話をされるのですか?
萬谷 一流選手のプレーを参考にしながら、理想的な身体の使い方を説明してもらったりするのですが、時にはその参考材料が動物になったりもします。
— 動物、ですか
萬谷 はい。たとえば野良猫の動きなんかも研究されています。猫が走り出す瞬間の身体の動きをマネしようとしたり・・・一瞬のうちに爆発的なパワーを生み出すための動きというのは、実はパワーライン理論とマッチしている部分があるんですよ。
— なるほど。
萬谷 そういった着眼点が自分にはなかったので、話しているとおもしろいですね。自分にも新しい発見がありますし、探究心を刺激される気がします。
— では、パワーラインの魅力をひとことで現していただけますでしょうか
萬谷 うーん・・・「子どもみたいになれる」ということかな。小さい頃って、初めて何かができたらすごくうれしかったじゃないですか。できなかったことができるようになる喜びだとか、興味のあることにのめりこんでいく楽しさ。あの感覚を味わえるんです。トレーニングを重ねていくことで「こんな風に動ける身体になりたい」という理想に一歩近づくことができる。すると、また次の新たな目標が見えてくる。それを繰り返すことでレベルアップしていけると思っています。
— 2年目の今季はさらに成長した萬谷投手の姿が見られそうですね。目標を聞かせて下さい。
萬谷 まずは40試合登板を目指していきます。そのためにもケガは絶対しないよう気を付けたいです。あとは、より重要な場面を任される投手になりたいですね。
— ご活躍を期待しています。ありがとうございました!